円満退社 円満退職のために 退職先 退職理由はどう伝えるか 転職先は伝えるべき?
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でも引き継ぎもあるし、引き止められるとつらい。
円満退職をするためにどのような理由がいちばんいいのだろうか。
まず、その前に、次の転職先は必ず確保しておくことをおすすめする。
転職先を決めずに退職するのはかなり危険なことだ。
バイトなどで食いつないで行く自信があるならまだしも、
「やめたら時間があるのでいいところがすぐに見つかるだろう」
などという安易な考えは絶対に持たないこと。
面接まで行っても採用されるとは限らないし、経済的な余裕がないと、結局今の会社よりもっと条件の悪いところに転職することになる場合だってある。
だから、今の会社に勤めながら、有給休暇を利用して、余裕をもって転職活動を行うことだ。
そして、転職先を確保できたら、今の会社を円満に退職する理由について考えよう。
もしあなたがキャリアップしたい、という理由で転職するとしても、
基本的には次の職場の情報を今の会社に伝える必要はない。
同じ業界だとのちのち会うことになる、という人もいるが、私は基本的には、会社を辞める場合に、次の転職先を伝える必要はないと思っている。
もし、その会社がとてもフランクで、社員がいい条件で他の会社に行くことを大歓迎してくれる、そんな会社ならまた話は別だ。
だが、そもそもそんないい会社なら、この記事を読んでいないはずだ。
今の会社に不満があって転職を考えているが、「転職する」とまともには言いにくいので何かいい理由はないか、ということではないだろうか。
有給休暇ですら、旅行とかの理由ではとりにくいのが日本の会社だ。
まして転職ならなおさら。
円満に退職するために、おすすめの退職理由は次の3つだ。
1 親族の介護
2 引っ越し
3 海外留学
結婚している女性なら、
家事に専念するようまわりに言われた
もありだし、
子育てに専念する
もありだ。
また、3海外留学の変形バージョンとして、
公務員試験に挑戦する
資格をとるために専門学校に行く
などもOKだ。
1の変形バージョンとしては、
家業を手伝う
というのもいい。
引っ越しは、今一人暮らしなら
家族と暮らすことになった、でもいい。
(実家の位置とのかね合いもあるが)
とにかく、この理由を告げ、
本意ではないがやめなければいけなくなった
という方向にもっていくのが、いちばん円満退職できる理由になる。
もちろん、女性の場合なら
寿退社
妊娠退社
もありだ。
だが、寿退社の場合は、相手のことをきかれたりするし、妊娠も細かく聞かれたりすると、面倒なことになる場合もある。
親族の介護という場合は、20代とかだと使いにくいが、
地方に住んでいる祖母の身の回りの世話をする
などでもいい。
ただ、いずれにしても、退職願には
一身上の理由
と書くこと。
具体的な理由を書く必要はない。
上司や同僚に理由を告げるのは、今までの人間関係もあるから、退職までをスムーズにする、社会的な便宜にすぎない。
何事も正直にいうのがいいわけではない。
今のあなたにとっては会社での人間関係が、時間的にも、精神的にも
8割
を占めているはず
だから、その中でどう思われるかがとても気になるのだ。
だが、会社など、辞めてしまえば、よほどのことがない限り、その会社の人間に会うことなどほとんどない。
たとえあったとしても、その時は数年後になっていて、何の感情もなくなっているものだ。
新しく始まる、自分の人生をたいせつにしよう。
自分にとって何がいいのかを考えれば迷いはなくなるはず。
円満退社の「理由」は、ただ、辞めるまでの期間を、お互いがさわやかに過ごすためのものに過ぎない。
会社に迷惑をかける、などと思うことはまったくないのだ。
会社はあなたの人生に責任をとってくれないのだから。
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