プチ断食 ダイエットで頭が良くなる 週末ダイエット アンチエイジング 便秘解消にも効果あり?
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今、プチ断食が話題になっている。
いろいろな方法があるが、カンタンな方法を紹介したい。
それは、朝食を抜く方法。
週末を飲み物だけで過ごす、というやり方もあるが、一週間がんばってやっと迎えた週末に食事をとらない、というのは、継続が難しい方法だと思うので、今回はパス。
プチ断食の効果は、
ダイエット
メタボ予防
便秘解消
アンチエイジング
などさまざま。
このプチ断食をおこなうと、体重の減少や血液内の中性脂肪値が低くなるという効果がある。
そして、もう一つの変化としては、血液中のケトン体の上昇だ。
食事を抜いて、体内の糖分が少ない状態が続くと、体が脂肪を分解し、ケトン体をつくる。
これがダイエットに効くというのだ。
よく、断食をすると、宿便が排出されるというが、実際に人間の体内に宿便なるものは存在しないという。
ただ、プチ断食をすることにより、
空腹期強収縮
が起こり、これが、胃腸を掃除してくれるのだという。
空腹期収縮とは、お腹がすいたときに、ぐーっとなるあれである。
胃や小腸が、空腹の時に収縮して、体内に残った食べかすを大腸や肛門へ排出される。
それが、便通によいとされる点だ。
この空腹期強収縮は、食事の後7時間くらいで起こるとされている。
だから、普通に夕食を食べてもその後7時間くらい眠れば、また空腹期収縮は起こるということになる。
便通を起こすのは、もうひとつ、食べ物を食べたときに起こる「胃・大腸反射」という大腸のぜんどう運動だ。
ダイエットで食事を極端に減らすと、便秘になるのは、この「胃・大腸反射」が起こらないからだ。
だから、むやみと食事を抜くのはおすすめできない。
環境が許すならば、朝食をできるだけ遅めにとるのがいいと思う。
朝起きてすぐに食べるのではなく、掃除をしたり、他の家事をある程度すませてからゆっくり食べる。
そして、昼は軽めか、果物程度にしておいて夕食は普通にとる。
特に肉体労働をするのでなければ、昼はあまりがっつり取らないほうがいい。
昼にがっつり食べると、食休めの時間をじゅうぶんにとれない場合、消化も悪いし、昼から睡魔に襲われるなど、とても効率が悪い。
頭脳労働の場合は、昼間、脳のクリアな状態を保つためにも、朝食を遅めにとって、昼食は軽めか、果物程度にしておくのがいい。
夕食は、栄養だけでなく、精神的にリラックスする時間でもあるから、ふつうに取るのがいいと思う。
夕食後は逆に睡眠の時間が近づいているのだから、眠くなっても大丈夫だ。
英文学者の外山 滋比古(著書「知的生活習慣」「思考の整理学」「50代から始める知的生活術」)はその著書で、頭脳労働をする場合、
朝が金
昼が銀
午後が銅
と言っていた。
外山 滋比古は、朝食はとらないという。
これは、ダイエットのためというより、より効果的な創作活動のためだ。
ダイエットには夜の食事を少な目にするか、抜くのがいいというが、これを実行することは難しい。
それなら、朝食の時間を遅くして、昼食は軽めにし、夕食をふつうに食べる、というのがいちばん実行しやすく、仕事や勉強の効率も上がるし、ダイエットにもいいのではないだろうか。
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