キランソウ その効能と 名前の由来 咳止め薬としても
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キランソウ。
シソ科。
漢字では「金欄草」とか「綺蘭草」ともいう。
本州、四国、九州の日がよく当たる山麓や道端、石垣、人里などに生える多年草だ。
葉が地面にはりつくように生える、そのようすから「ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)」という別名もある。
ロゼット状で、春に青紫の花を咲かせる。
胃腸病、胆石、神経痛、咳止めなどに薬効がある。
葉は少し赤みをおびている。
キランソウは、春に咲く野草としては最も早い時期に花が咲く。
採集
開花期の4月ごろ、全草を採取し、水洗いした後、日干しにしてよく乾燥させる。
キランソウは、その生薬名を筋骨草(きんこつそう)という。
地域によっては、キランソウを医者いらずとも呼ぶようだ。
薬効
1日10~15グラムに水1/2リットルを加え、煎じ、3分の1になるまで煮つめ、こしたものを1日3回に分けて服用する。
キランソウは昔からよく知られる民間薬。漢方の薬局では「キランソウ」の名で乾燥した葉を販売している。
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